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春日井市40代男性【疎遠だった父親からの遺産相続に当たり、慎重に負債の有無を調査してから対応した事例】

慎重な負債調査のため二度にわたり相続放棄の期間伸長を申し立て、遺産の全体を把握してから遺産分割協議に応じ、法定相続分に従った遺産を取得しました。

【相続関係】被相続人:父 相続人:妻、先妻の子2名

ご相談前の状況

依頼者様はご兄弟2名です。亡くなったのは依頼者様のお父様ですが、依頼者様のお母様とは離婚して別な方と再婚していました。再婚相手との間に子はなく、相続人は再婚相手と先妻の子である依頼者様2名という状況でした。

相続財産としては自宅不動産と預貯金が数千万円あるとのことでしたが、依頼者様は被相続人とは疎遠であったため、マイナスの財産(負債)の有無についても慎重に調査した上で遺産分割協議を進めたいとお考えになり、当事務所にご相談にいらっしゃいました。

当事務所での手続きの結果

調査の結果、もしもマイナスの財産が多ければ、相続放棄を検討しなければなりませんが、相続放棄には被相続人の死亡を知った時から3か月という期間制限があります。そこで、当事務所の弁護士は財産調査に着手しつつ、相続放棄の期間伸長の申立てを行いました。調査範囲が広く時間を要したため、期間伸長の申立ては3カ月ずつ二度にわたり行い、合計9カ月の熟慮期間の間に、十分な調査を尽くすことができました。

最終的に判明した財産の中から、法定相続分である4分の1相当額の金銭を依頼者様それぞれが取得する内容の遺産分割協議が成立し、後日合意通りに支払いを受けて、解決しました。

解決までの流れ

R1年3月 被相続人死亡

R1年9月 依頼者様が死亡の事実を知る

     ご相談・ご依頼

     財産調査開始

R1年12月 期間伸長申立て(1回目)

R2年3月 期間伸長申立て(2回目)

R2年6月 遺産目録完成

R2年11月 遺産分割協議成立

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